名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）のエニグマのネタバレレビュー・内容・結末

ファンムービーとしては良いと思うが普通に主軸のミステリー要素が全然面白くない。マクガフィンが何個もあるせいで今何やってて誰が何追ってるのか情報が渋滞する。前作の黒鉄の魚影ってかなりレベル高かったんだなって思う。
あと飛行機の上で剣で対決とか堂々と路上でのカーチェイスとかトンチキ過ぎるだろ！それはいつもか…
怪盗キッド好きとしては怪盗キッドの活躍・中森警部がイケメン、そして青子登場！と見たいキャラを見れたので良かった。黒羽快斗と青子の絡みを音無しにしたのは悪手だったが。まあどっちかって言うと服部の映画だったな。
あと相変わらず進展しない服部と和葉。あんな良い告白シーンだったのにスタングレネードで有耶無耶にしちゃうの勿体ない。何かあそこだけでこの映画2時間を無駄にしてしまっていた。
あと最後のサプライズ。青山剛昌作品のキャラだから似てるというメタ的なネタにされてきたキッドとコナンが実は従兄弟という… いや、工藤優作は何で兄のことずっと黙ってたんだ。いつからこの構想があったのから知らんけど、あのシーンだけ見たら唐突だし無から生えてきた設定すぎて腑に落ちない。
YAIBAネタとかもあって青山剛昌ユニバース映画と言った感じでした。あと前作と比べて事前知識が必要なシーンが多い。思い出補正もあるが、ちょっと昔のコナン映画の方が好きだな。最近はキャラ萌え要素の方が強すぎる。
コナンのメインテーマとaikoの主題歌がかかるタイミングはかなり良かった。