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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のTKのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

やりすぎだろってくらいてんこ盛りすぎた。これはもはやコナンという枠に収まらない、青山剛昌オールスター映画と言っても過言ではない。刀の秘密から始まったお宝のありかを見つけるまでの過程が最近のコナンにしてはわりとまともしっかりしているように思えた。ちょっと難しいしゲストキャラの名前があまり思い出せないけど。殺人事件の犯人は見てればまあなんとなく分かる感じでそこまでミステリしてたわけではないかな。やっぱ平次いると割とミステリしてる映画になるなーと思う。メインのシナリオはそんなとこ。今回の映画は当然こんなの正直どーでもいいってくらい他の内容がエグすぎる。まずはキッド様。あー、カッケェよほんとにさぁ。個人的には中森警部撃たれた時の表情が素晴らしい。青子ここまでがっつり出てくるとは思ってなかった。1412バージョンの声と同じかな。とまあまじっく快斗見てた人はもう歓喜だね。そして平和コンビよ。和葉がもうねぇ、最っ高すぎる。平次もさぁそろそろカッコよく告白決めろ!と言いたいけど紅葉が邪魔する展開がいいんよ。途中までめちゃくちゃ告白阻止しようとしてたのに結局把握しないまま阻止しちゃったのが笑える。個人的には和葉に幸せになってほしいけど紅葉もなぁ捨て難い。平次ほんとに幸せもんやな。これぞ殺人ラブコメの真骨頂だと言えるようなラストシーンだった。これだからやめれないんよ。いつか快斗と青子のエピソードガッツリコナンの方でやってみても面白いと思うんだよなぁ。そして、了解と同じくらいの衝撃的なエピローグだった最後の最後。正直ある程度は予想がついてた。けどまじか...まじっく快斗の方でもかなり話が進むようなネタバレだったからこんなやっていいの?って心配になるレベル。でもさぁ、最後のカットカッコ良すぎたよね。今後まじっく快斗もガッリり連載再開してくれ。コナンの方でも親子対決やってくれ。まとめると、最高の映画だった。来年はついに長野県警か。こりゃ傑作になること間違いなし。行きますよ。
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