ば

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のばのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今までのコナン映画、好きな作品の方が少ないんだけど、その数少ない好きな映画の部類だった。あとから知ったけどわたしの好きなコナン映画脚本全部大倉さん。お前やったんか、わたしのブルーサファイアは。𝕃𝕆𝕍𝔼。今後ともよろしくお願いします。

今までのコナン映画は警察・公安といった大人の組織がコナンに全部導いてもらってるところや、コナンの邪魔をするかのようにいらない動きをするキャラクターの魅せ方ににしらけてしまっていたんだけど今作は平次がコナンより一歩先に現場にたどり着いてたりと、コナンと平次の共闘で事件を解決していくシーンを見れたのがとても良かった。共闘、これはキッドや沖田くんにも言えるけど、同世代の子達が支えあったり自分たちの得意分野でそれぞれ活躍している姿が良かったな。…というのを踏まえたうえで、コナンが平次にキッドと顔が似ていることを指摘された時のあの返答で、私たちが知らないところでコナン、もとい工藤新一は全てを知っている、ということを示唆されたように見えたのが良かった…。みんな活躍したうえで、工藤新一はさらに上をいくみたいなところに面白さを感じた。
あとロープウェイを登っていくあのエンタメとか、少年探偵団がコナンくんのサポートをするとか、そういうところに観たかったコナン映画、がつまっていて。明かされる真実とか推理とかそういうのも含めて、おもしろい映画だった。
ば