まる

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のまるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ含む感想

謎解きに関しては、最終目的のお宝に必要な鍵となる刀に加えて日記や地図などが次々とでてきて詰め込みすぎな感じがした。スピード感もあったので私の頭では処理しきれなかった。そして問題となるお宝は今ではなんの役にも立たない暗号機。そのオチ自体はまだいいが、とんでもない兵器が隠されてるに違いない!って言い伝えで武器商人やらがあそこまで行動するのは少し無理がある気が…。コナンたちの妨害なしにあの暗号機見つけたらどうなってたんだろう。
平次とキッドの対決は迫力があってよかった。今作は爆発シーンが少なめで物足りない感じもしたけど2人の対決や平次の刀で戦うシーンで満足はできる。 ただ飛行機の上で直立で戦うシーンはそれはないだろと笑ってしまった。コナン映画で物理法則ガン無視のアクションは見慣れているが、何故か違和感が凄かった。
作画に関してはいい場面もあれば微妙な場面もあった。特に聖と日系アメリカ人の男が崩壊してた。伊織はずっと安定してたな。

全体としては、平次と和葉の函館山でのシーンを描きたかったんだなーって感じ。お宝も本当に世界を震撼させる武器があったらコナン映画じゃ収まりきらなくなるし、言い伝えにするしかないよね。
次回作ではキッドと新一の関係性や黒羽盗一の真相について描かれそうなので期待大、ということで星4。
まる

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