グリパス

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のグリパスのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

コナン映画の中ではトップ3に入るくらい好き
最初からクライマックスかのような迫力あるキッド対平次は普通に心掴まれたし今回何と言ってもサントラが適材適所にあってるところが多くキャラのテーマに沿って流れるから観てるとスッと入ってくる
最近のコナンは推し活文化の影響を受けて完全にキャラ立ちの映画になっていて昔のコナンみたいなミステリー要素は弱くキャラの立ち回りに注力がいってるので個人的にはコナンはミステリー謎解き要素の方が大事派なので近年の映画の中では前作のサブマリンがかなりよかったけど今回は歴代見てもトップクラスに謎解きの重厚感とそこまで激しくないキャラ推しかつありえねーだろコナンアクションが絶妙なバランスで上手く描かれてたので今昔のコナンのハイブリッドみたいな映画ですごく見ていて楽しかったし謎解きも面白かった
もう序盤で犯人を探すことはしませんよと提示した上でお宝探しをする件はずっとみててインディ感あって面白かったし完全にインディ要素あるとこあってよかった
最初からかなりの情報量とキャラの多さに整理するのが大変だけど推理パートは重厚感があったし迷宮のクロスロードっぽいところもあってよかった
終盤でカドクラが爆破スイッチを押してからのキッド登場からのあの音楽はカッコ良すぎるし何回見てもぶち上がるくらい音楽良すぎた
後半はずっと動悸がおさまらないくらいよかった 特に推理パートは凄すぎた
今回テンポが早いから次から次へと展開が進むのでだれることなく最後まで見れた
今回はサスペンスアクションよりではなくクライムサスペンス的な展開で面白かった
コナンの規模感はこれくらいがいいし歴史ミステリーはかなりハマってる気がする
中森警部が打たれた後のキッドの自責の念に駆られるシーンはかなり良かった
お宝が結局現代では無意味なものであるっていうオチは怪盗キッドがでてる映画にふさわしいすぎる
マジックもタネがわかったらつまらないし普通にロマンがないわからないからいいものであってやっぱりお宝は探してる時にロマンがあるしふた開けてみたら実際違かった時のショックね
あの終わり方の渋さはよかった
インディみたいにお宝の在り方的なことを提唱してくるとは思わなかった
最後の告白はよく言った平次と思ったしエンディングの入り方過去1で好き
本当に良すぎるし合いすぎてる
聞こえなかったオチは映画の終わりとして好きだな
最後は正直想像の範疇ではあったけど普通にびっくりしたな 
お宝ミステリーとアクションにラブロマンスのてんこ盛りで最高の映画だった
来年は長野県警で話を進めるのうまくいくのかな?
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