このレビューはネタバレを含みます
普段洋画ばかり観ているが連れの好みで鑑賞
人気タイトルではあるが観るとしたら金曜ロードショーくらいでしか観たことのない今シリーズ、初めて映画館で鑑賞
決して嫌いだからではないが、やはり私は金曜ロードショーで良かったなというのが正直な感想である
アニメーションのなめらかさや絵としての綺麗さは確かにあったが、本来燃える熱い展開のはずの「援軍がきた!」的な演出の際の登場人物たちが不自然過ぎた
伏線回収が浅すぎるし雑
なんでそこにおるん?!の連発
いやいや飛行機の上でそんなことできんやろ…
スケートボード……………
つっこみどころが多すぎて純粋にストーリーを楽しめなかった
アニメだというのは理解しているしキャラへの知識もある程度は持ち合わせていたが、なんの気も使わずに言うならば全く楽しめなかった
的確な表現を思いついたのだが、
「伏線回収がわかり易すぎる。それどころか、回収するために【伏線】と名札をつけたものたちをきれいに並べ、当然のように順番に摘み取ってゆく」
そんな感覚だった
現代社会の若者たちを主人公にした親しみやすい「ノンフィクション」味のある世界観の中に、
トンデモな演出(ロープウェイのロープの上をスケートボードで走る、飛行機の上で足二本で立ちチャンバラごっこをする、飛行機にしがみついて飛行する)
を散りばめた挙句【ミステリー】というジャンルを掲げているのだからついて行けない
内容も犯人もどうでもいいというか興味がなくなってしまう演出ばかりだった。。
と、ここまでボロカスに書いた訳だが、コナンシリーズを批判する気は毛頭なく、たくさんのファンに愛されていることも知っている。
幼少期の金曜ロードショーで観ただけのコナンは面白かったなあ、今の年齢で映画館で観たら、昔よりももっと意味がわかって面白いのだろうなあ、
という期待が膨れ上がり過ぎてしまった末路なのである。
人死ぬアンパンマンみたいな映画だなと思った
アツかったのは序盤のテーマソングだけでした
もうコナンシリーズを映画館でお金払って観ることは無いと思わされる1作でした。