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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のNekiのレビュー・感想・評価

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コナンのアクション映画化は賛成派ですが、紺青のフィストの永岡監督ということでやはり今年の映画もバッチリアクション満載でした。サムライがたくさん出てきて。

派手なアクションのカメラワークやカーチェイスを見ているとミッションインポッシブルやワイスピ、その他ステイサムが出演していそうなハリウッドのアクション映画を思い出します。
文法的に結構寄せていってるのではないですかね。コナンに関してはもはやイナズマイレブンレベル。

音楽も和洋折衷というか
和楽器ありサーカスありで常に楽しく、観客を一瞬も飽きさせないような演出が随所になされていました。
話している人以外は画面上でぼーっと固まってることの多いコナンアニメですが映画の登場人物は常に動き続けており、多数原作のキャラも登場するため、結構お祭り感。
画面上の情報量多めなところがわたしは楽しくて結構好きなんですけど、刺さらない人には刺さらないかもですね。


また、アクションメインなイメージの強かったシンガポールとは異なり、今作まあまあミステリにも寄せてあるのかな、と思いました。

明治らしい浪漫感ちょっと期待してたのですが開始10秒だけでした。土方さんかっこいい。やはり焦点は現代の平次や沖田くんあたりのサムライたち。

前半少し物語の動きだしが遅いかなあという印象受けましたが、後半はバッチリテンポ良く進んでました。 2度観ないとちょっと正確に掴みきれないかもくらいの謎解きがポンポン進んでいく感じ。

過去のコナン映画を彷彿とさせるようなシーンも。
平次たちの恋物語もあり
まさかのエンディングもあり
永岡監督らしい"エンタメ"としてのコナン映画堪能できました。
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