リトル・エッラの47のネタバレレビュー・内容・結末

全体的にかわいらしくて面白かった。
みんなキャラが立っており、特に三つ子が漫画のようでチャーミング。
トニーとスティーブがとにかく聖人。
エッラの悪戯に関しては個人的にはライン超えの部分もあったのだが、まあ子どもって平気でこういうライン超えるよな、仲良しだと思ってた親友が自分以外の大事な人がいて、自分にはわからない言葉でお喋りしてたら寂しいよな、の部分もありギリ許容範囲内。人によっては無理かも。
もうちょっと丁寧にスティーブと仲直りする部分描いてもらっても良かったかなーの気はするが、話としては落ち着くべきところに全てが落ち着いて良かった。
愛や多様性の描き方がごく自然で、その点も素晴らしかった。いろんな愛の形や自己の表現があることを、なんの説明や違和感もなしに作中に取り込んでいる。
同性二人が無事結ばれてハッピーエンドをやれるのは同性婚が法制化されている国の強みだなあとひしひし。
早く日本もこうなってほしい。