スウェーデンの絵本『リトルズラタンと大好きなおじさん』を映像化した子供向け映画。
原作の絵本は大した分量がないので、これを一時間半弱の映画にするのだから、原作には無い南アジア系の転校生オットーなど、オリジナルのキャラやエピソードを追加したりしている・・・が、原作を劇場で売っていたのでパラパラっと眺めてみた限りは(スウェーデン語なので細部は分からないものの)、概ねプロットは原作通りなのでは。多分。
明らかに子供向け映画で、話自体は単純だし、展開も予想通りで大きな捻りもない。
それ自体は、まぁ良いとして・・・兎に角テンポが悪い。ギャグも冴えない。登場人物たちを魅力的に描けていない。子供向けを意識して作ったら、悪い方に転がった・・・という感じ。
親子連れが来ていたが、子供達は・・・退屈してた様に見えたけど、大丈夫だった?
まぁ、トミーとスティーブの別れ話とか、エッラがうずくまって泣いているシーンとか・・・メソメソしちゃったけどね。
それはそうと、ゲイのトミーおじさんが恋人にプロポーズするという話しなんだけど、男女なら男の方が跪いて指輪を・・・みたいな様式美があるんだが、同性だとどっちかがやるもんなんだろうか?
トミーおじさんの方が女っぽい役回りなので、尚の事、むぅ?っと思いました。