少女223号

テルマ&ルイーズ 4Kの少女223号のレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)
4.5
免許すら持ってないけど爆音で音楽かけて車走らせたくなった。
とりあえずポスターを部屋に飾った。Tシャツもパンフも買うくらいグッときた。

レイプ犯が1人社会から消えて良かったと思ったし証拠が無いと警察はまともに取り合ってくれないだろうし証拠があったとしても向き合ってくれるとは限らないし…
2人を守ろうとしてくれた警官が唯一の希望だろうか。道中で会う変態ジジイも○せば良かったのにとか思うくらいに、世の中の性犯罪はこの映画が公開されて何十年と経った今も尚不条理にどうしようもなく起こり続けていて心が痛い。気持ち悪い。死んでも分かんねえ奴には分からんし伝わんない。だからこそテルマとルイーズはこうなるしか無かった。間違っていない。反旗を翻し彼女たちなりの正義を主張した。

息苦しい日常から逃げて心を解放する姿は輝いて見えた。
自由を手にしたようで実は行き場も未来もなくしていて、哀しくなるけど羨ましくもある。いや元から未来なんて無かったのかもだけど。

砂漠を突っ切る鮮やかな水色のオープンカー。クソ社会からの逃亡。
最後まで走り続ける姿に惚れ惚れした。
女の友情は最高。2人のアツい友情は永遠。
少女223号

少女223号