大好きなロード•ムービー&シスターフッド映画を映画館で観れてサイコーだった😆
30年以上の時を経ても変わらずに胸を打つってことは、名作であるってことと同時に、女の立場ってモンが大して変わってないからかもなぁ、なんて思ったりもする。
几帳面でしっかり者のルイーズと、世間知らずでちょっとだらしないテルマは、平凡なウエイトレスと主婦であり、私たちと何ら変わらない。
テルマは夫にがんじがらめだったし、ルイーズはレイプされた過去を持っていて、男に人生狂わされたような感覚がある。
こういう感覚も、多かれ少なかれ、女の人はあるんじゃないかと思うし、だからこそこの2人に魅了されるのかなって思う😌
彼女たちの選択は世間的に見れば正しくはないと思うけど、あの殺人で正当防衛が認められるかは時代や地域を考えると疑問が残るし、最悪な結果になっていたかもっていうテルマの言葉も理解できる。
雪だるま式にコトが大きくなって悪い状況へ行ってるはずなのに、悲壮感はなくてむしろ人生に目覚めて「2人なら無敵！」みたいになってるのが観てて清々しい。
トラックのおっさんに反撃するとこなんか、やり過ぎなのは重々承知だけど、スカッとするもんなぁ😆
あのおじさんの怒り方も、わざとらしくて笑っちゃうんだよな。
ルイーズに頼りっぱなしだったテルマが開眼するきっかけになるのが、ブラピ演じるJDで、若さと色気が溢れ出る小悪党ぶりが強烈なインパクトだった‼️
アメリカの乾いた壮大な景色の中をひたすら走る、これぞロードムービーと言わんばかりの映像が、気持ちいい。
そしてそこから飛び出していくラストも、最高にカッコ良かった‼️
