ハシジュン

テルマ&ルイーズ 4Kのハシジュンのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)
4.2
意外とない女性バディもの+ロードムービーの傑作❗️1991年公開の4K リバイバル

一見すると、無自覚的に男性から虐げられている2人の逃避行に見えますが、その実、そんな社会に彼女達が人生をかけて反旗を翻す物語です。

彼女たちの行動を通して、マッチョで下品な男性(男根)至上主義の現実を皮肉っています。

男性の中にも一部良心を持つ者もいますが、彼の声は大多数の中で埋もれてしまいます。

潤いの無い乾いた大地は、彼女達が感じる社会の暗喩にも見えます。その乾いた大地を、自由の象徴のような青いオープンカーで走り抜ける様は、痛快ながらもどこか物悲しくも感じます。


最後に。
この映画と、「ジョーブラックによろしく」「リバーランズスルーイット」が僕にとっての綺麗なブラピ3作品です🤣笑
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