リドリー・スコット監督作品。
学生時代の映画好きの友人に誘われて観に行った映画。
4K上映をこの機会に観賞。
今考えたら豪華名優揃いでビックリ。
スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス、ハーベイ・カイテル、ブラッド・ピット、マイケル・マドセンなど。
序盤にテルマが酷い目にあうシーン以外はニコニコで観賞。
初期リドリー・スコットの映像美が楽しい。
アメリカの広大な風景、雨や土煙、カーチェイスや大爆破など見どころが多く、4Kで更に美しくなっておりました。
ハンス・ジマーの初期の音楽が楽しい。
脚本も小気味良く、楽しい。
主要な登場人物はそれぞれ魅せ場があるし、面白い。
若きブラッド・ピットの初々しい演技が楽しい。身体も仕上がっております。
ダメ男がことごとく痛い目に合う。
オシャレな装いで旅が始まったテルマとルイーズも終盤にはワイルドな装いに変化。
テルマは下品なトラック運転手のキャップを奪い、ルイーズは田舎の爺さんの麦わら帽子を自分のアクセサリーと物々交換。
ブルーのフォード・サンダーバードもカッコいい。
久しぶりに鑑賞して、良かった。
楽しい作品でありました。
ですが、主題が男性中心社会における女性の虐げられた立場というものであるので、ただ楽しいと言ってはいられない映画でもあります。
男性と立ち向かう為には、銃を持ち服装もワイルドで男性よりな物。
映画通して観ると痛快な変化ではあるが、こんな変化無しで、幸せな人生である方が良いはずなんでね。
とにかく、世界が平和であれ。
