このレビューはネタバレを含みます
ノスタルジアに続けてシネマテークたかさきにて鑑賞。ノスタルジアで意識が半分持っていかれたがこちらは終始完全覚醒。エンターテイメントとしてもヒューマンドラマとしても社会派映画としてもおもしろすぎた。
テーマは男女格差。もう、登場する男がみんな終わってる。でも男側が不利になるシーンなんてない。みんなこの映画を観たら「男キャラみんな終わってんな」ってなるはずだけど、こういう男が社会的に制裁喰らうようになったのって本当に最近になってようやくでは?
ってな感じで時代の進む遅さがわかるというか、この映画がむしろ先を捉えているのか?となる作品。
ハーヴェイ・カイテルは一応味方ではあるけど、「か弱い女」みたいな言い方が気になった。
ドクズなのにブラッド・ピットがカッコ良すぎて悔しい。