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テルマ&ルイーズ 4K
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『テルマ&ルイーズ 4K』に投稿された感想・評価

kuu

kuuの感想・評価

4.0
『テルマ&ルイーズ 』
原題 Thelma & Louise
製作年 1991年。上映時間 129分。
リドリー・スコット監督が女性2人の友情と逃避行を描き、『1990年代の女性版アメリカン・ニューシネマ』と評されたロードムービー。
ジーナ・デイビスがテルマ、スーザン・サランドンがルイーズを演じ、ハーベイ・カイテル、マイケル・マドセンが共演。
キャリア初期のブラッド・ピットも短い出演時間ながら印象を残した。
ブラッド・ピットがキャスティングされる前は、ウィリアム・ボールドウィンがこの役を演じていたが、彼は結局降板し、ジョージ・クルーニーは何度も断わられたそうな。
また、マーク・ラファロがオーディションを受け、結局、この役はロバート・ダウニー・Jr.に決まったが、リドリーは彼がジーナに比べて背が低すぎると判断し、ブラッドを抜擢したのはジーナやった。
余談ながらブラッド・ピットは、ジーナ・デイヴィスとのセックスシーン中にうっかり勃起してしまったらしい笑。
カーリー・クーリが脚本を手がけ、1992年・第64回アカデミー賞で脚本賞を受賞。
2024年2月、スコット監督自身の監修により製作された4Kレストア版でリバイバル公開。

ある週末、主婦テルマとウェイトレスのルイーズはドライブ旅行に出かけるが、途中で立ち寄った店の駐車場でテルマが男にレイプされそうになり、助けに入ったルイーズが護身用の拳銃で男を撃ち殺してしまう。
ルイーズには、かつてレイプ被害を受けたトラウマがあった。
警察に指名手配された2人は、さまざまなトラブルに見舞われながらメキシコへ向かって車を走らせるうちに、自分らしく生きることに目覚めていく。

今作品は、80年代から90年代にかけてのロードムービーにおける精神を凝縮した不朽の名作と云える。
リドリー・スコット監督による今作品は、ジーナ・デイヴィスとスーザン・サランドンが巧みに演じたダイナミックなデュオ、テルマとルイーズとともに、観てる側をスリリングな旅へと誘ってくれます。
広大なアメリカの風景を背景に、爽快な逃避行と自分探しの切ない瞬間が交錯していた。
主演の2人の相性は抜群で、単なるロードトリップの枠を超えて物語を盛り上げているかな。
女性のエンパワーメントと友情の探求は、従来のストーリーテリングとは一線を画し心に響きます。
また、ファッションからサウンドトラックに至るまで、80年代と90年代の美学が映画体験にノスタルジックな層を加えているかな。
この時代のエッセンスをとらえるだけでなく、反抗心、友情、オープン・ロードのスリルの不朽のパワーを証明する映画であり続けている。
ただ、カリー・クーリによる脚本には、いくつか疑問の残るクセがあるかもしれない。
しかし、ストーリーの巧みさは欠点をも凌駕している。
加えて、この筋書きには多くの魅力的な部分と力強い結末があり、最終的にはドラマやけど、多くのコメディを凌駕するようなコミカルなセリフやシチュエーションも多い。
ほんで、主に警察に被害届を出せばさらなるトラウマが残るかもしれないと信じながらレイプのトラウマを生き抜く多くの女子たちの苦境に、現代において稀に見る注目が集まっている。
それが、4Kレストア版でリバイバル公開につながってるんやろな。
まぁ何ちゅうても主演の2人の女優が個人としてだけでなく、2部構成のアンサンブルのメンバーとして、特に彼女たちの数々の葛藤の中で巧み。
スーザン・サランドンは深い激しさを見せるシーンが多く、
彼女の魅力を最大限に引き出していたし、ジーナ・デイビスは、物語を通して最も変化するキャラを演じている。
不器用に見える彼女は、おそらく長年意地悪な夫と暮らしてきたせいやとは思うが、後に必要なときには犯罪者として並外れた能力を発揮する。 あるシーンで彼女が警察官に云ったアドバイスは、今作品で最も面白いセリフであるだけでなく、主要なメッセージを要約しているようにも思える。
今作品は、『ボニー&クライド』や『明日に向って撃て!』みたいな初期の名作と比較される。
今作品ではテルマが初めて本物の旅を体験していることも感動的でした。
アメリカ南西部の風景には驚かされるし、女性同士の絆は、ラストシーンでも最も力強い。
言葉遣いが繊細で控えめなので、愛してると直接宣言しまくるよりもインパクトがあるかな。
リドリー・スコット監督は、テンポ、激しさ、繊細さ、感受性、ユーモア、そして非常に力強い結末で巧みな仕事をしていると思います。
ルイーズとボーイフレンド(マイケル・マドセン)が絡むいくつかの序盤のシーンは、今作品の他のシーンとは対照的な感動的なもね。
また、場面転換の際の繊細なブルージーなギターの使い方も効果的かな。
故に今作品は映画好きの心を掴むのは容易に理解できる。
面白い作品でした。
ギズモX

ギズモXの感想・評価

4.7
90年代のリドリースコット監督作品を代表する傑作。

夫のDVに苦しむ主婦と訳アリの過去を持つウェイトレスが気晴らしにドライブに出掛けたら、てんやわんやあって警察に追われる大騒動となる、70年代のアメリカンニューシネマを彷彿させるロードムービー。
あのブラッドピットの出世作。

何やっても上手くいかない負け続きの女達の逃避行という、ズシンと響く重たいテーマ性ではあるものの、所どころにコミカルな演出が差し込まれており、そのナンセンスな面白さが本作のテーマの一つである"バカンス"に非常に合っている。

ラストが本当に爽快。
昔のバラエティ番組を思わせるスローモーションな演出が大好きです!
二人を追跡する警官役のハーヴェイカイテルの演技や、ハンスジマーが出掛ける音楽、壮大な世界観も素晴らしい。

映画館で見れて良かった。
GWは思いっきり遊んでやる!
fujisan

fujisanの感想・評価

4.0
『たとえどうなろうと、この旅は最高よ』

テルマとルイーズ、女性二人のロードムービーであり、自由への逃避行。

1991年、リドリー・スコット監督の名作がカンヌでの記念上映のために監督監修のもとで4Kリマスター化され、日本でもリバイバル上映。すぐに観に行っていたものの、思い出補正が強すぎて評価が難しい映画でもありました。

節目ごとに何度も観ている映画ですが、本作は「ラ・ラ・ランド」と同じく終わり方に賛否がある映画で、自分の中でもこれで良かったのか悪かったのかがなかなか定まらない映画。

多くの方がご存知かと思いますが、あの印象的なエンディングに何を感じるのか。これもまた、観るたびに少しずつ変わる映画でもあります。

今回観て思ったのは、女性二人の行動が無計画で場当たり的な行動ではなく、不運が重なった結果だったというところ。そして、J.D(ブラッド・ピット)のせいで最悪な状況になったところからは、むしろ最後を理解したうえで行動しているんだな、ということが、表情や仕草から理解できました。

専業主婦でモラハラ夫にとらわれているテルマと、タバコの煙が充満するダイナーでたくましく働くウエイトレスのルイーズ。

テルマの服装は、序盤の男性受けする可愛らしい服装から徐々にワイルドなデニムになり、最後は日焼けも気にしない袖なしのサングラス姿。逆に、ルイーズは過去のトラウマから、旅が進むにつれて内に籠もるようになり、二人の立場が逆転していく面白さもありました。

ハーヴェイ・カイテル扮する刑事は彼女たちの理解者だったのに、という思いもずっとあったのですが、今回観るとこの終わり方がベストだったようにも思え、むしろ爽快感を感じるとともに、元気がもらえた気がしたのが不思議です。

テルマの、『私は何も後悔してない。本当の自分になれたのよ』っていう表情が悔しさではなく、本当の笑顔だったことが強く印象に残りました。


■ 映画について
まず、4Kリマスターされた映像が本当に美しく、鮮やかで驚きました。

また今回、「レザボア・ドッグス」のときと同じように再上映用のパンフレットも制作されていて、初回上映当時の思い出コラムがたくさん掲載されていたところも嬉しかったです。

またパンフで児玉美月さんが言及されていたように本作はゴリゴリの#MeToo映画でもあり、今でこそ「バービー」が普通に上映される時代になりましたが、30年以上前にこの内容が上映されていたのは凄いことですね。

本作はもともとリドリー・スコットが撮る予定は無かったそうですが、「最後の決闘裁判」や「ナポレオン」などに通じる、男に媚びない強い女性を描く監督が撮ったことも良かったのかもしれません。

そんな、監督と俳優、衣装と美術、脚本、全てが揃った奇跡のような映画を劇場で再び観ることが出来て幸せでした。

本当は色々思い出話もあるのですが、長くなるので省略。まとまりない内容になってる気がしますが、これにて。


■ 余談
岡田斗司夫氏によると、リドリー・スコット監督作品は、普通にエンタメとして面白い『白リドリー』作品と、ハッピーエンドにならず一見何が言いたいんだ?となる『黒リドリー』作品に分かれるそう。

『白リドリー』は「ブレードランナー」や「ノア」、「グラディエーター」など、『黒リドリー』は「悪の法則」や「最後の決闘裁判」、「ハウス・オブ・グッチ」などとのことで、言及のなかった本作は黒リドリーなのかなと思っていたのですが、今回観て、これは『白リドリー』だなって思えました。

『テルマ&ルイーズ 4K』に似ている作品

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上映日:

1991年10月19日

製作国:

上映時間:

128分
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上映日:

1968年02月17日

製作国:

上映時間:

112分

ジャンル:

配給:

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3.7

あらすじ

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