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落第はしたけれどの&yのレビュー・感想・評価

落第はしたけれど(1930年製作の映画)
4.0
【2013/12/28:神保町シアター】いっぱい笑った!文句無しに楽しい。2013映画納めにぴったりな娯楽でした。
カンニングに賭ける情熱を勉強に回せよ(当時大学行けるなんて超エリートでしょ)と思いつつも、そのしょうもなっ!!! なアイデアの数々や、「パン」の「 °」用の帽子とか、変なダンス的なのとか、やっぱ笑っちゃう。大学生のお気楽極楽っぷりたるや。
時代は違えど男子大学生の下宿ってああいう側面あるんじゃないかなあ、などと覗き見気分。ほろ苦サイドはあえて描かず、落第したけど脳天気に楽しーっキャッキャ☆なのもヨシ。
けど下世話なコントにならないのは、斎藤達雄のバスター・キートン感と、ある意味弁士より饒舌なピアノ演奏によるものか。なんか粋なのよねえ。
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