『落第はしたけれど』というタイトルから、落第する展開までは前提にある訳だが、落第するまででも様々な演出で楽しめる。「パン」の字の影絵や、落第組が並んで歩く姿やダンス(膝を使った後ろノリ、軽快なbox…
>>続きを読むいつの世も大学生というのはしょうもないものです。大学生男子たちのきゃっきゃする姿を事細かに映した映画の初代では。今みたいに必死でアルバイトをしなくても、親からの仕送りがもらえる生活。就職先も見つから…
>>続きを読む短文感想 60点
小津の初期のサイレント映画。文字のフォントが相変わらず独特だからかなり見づらい。『大学は出たけれど』はフィルムの大半が消失して10分程度しか見れませんでしたが、こちらはフルで残って…
仲の良い5人組の内1人だけが落第してしまうという物語
個人的には小津監督らしさはあまり感じられませんでした。音を使わないコミカルな表現が色々見られるのでそこは面白かったですね😊
時代こそ違うもの…
落第し落胆する斎藤達雄と卒業に喜ぶ背広姿の他の学生たちとの対比だが、その学生たちにもまた就職難が襲うという二重苦。全体的に楽天的な雰囲気で描かれているのだけれど、帰ってきたシャツや残された角砂糖の白…
>>続きを読む一緒に下宿する五人の仲間のうち一人だけ落第して卒業出来ない話。
先ずは田中絹代と笠智衆がほぼ誰?状態に若い!当たり前だけど若くてビックリ。
サイレントでは斎藤達雄のクリクリした目とひょろ長いシル…
小津安二郎初期のサイレントコメディ。例の人々の動きが揃うシーンなど当時の映画表現の特異さを垣間見る。音がない映画にリズムをつけようとしたのかな。落第はしたけども、及第して卒業した奴らも結局職がないじ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
どうせこれ見たらまた、「今の大学生と昔の大学生にそんなに変わりはないんだなー」とか私は言うんだろうなと思いつつ見たけど、今回は割とそんなことなかった!
何が今と昔で違うかと言うと、「入学するより卒…