このレビューはネタバレを含みます
小道具が用途外に用いられた瞬間に現れる小噺の楽しさ。シャツをカンニングペーパーに転用しようとすればクリーニング屋が洗濯し、一方では落第を隠したままの斎藤が背広を拒否している場面にシャツが勉学の証と…
>>続きを読む学生たちのシンクロ動作が極まる。人文字の「パン」といい、彼らの身体は個々のものではなく共有のものという感じがある。ミルクホールで勤める田中絹代が差し入れするぺらぺらのトーストは、その場しのぎの仮食と…
>>続きを読む日本が世界に誇る小津安二郎監督による15本目のサイレント映画。
活動弁士の説明も楽士の演奏もない完全なサイレント鑑賞。
無音でも見れたものの…
小津だから小津だから小津だから小津だからと何度も…
めっちゃおもしろい。
『大学は出たけれど』で大卒の求職者が会社のおっさんに軽くあしらわれて憤っていたけれど、じゃあその大学生活はどうだったか? 大学生のろくでもないトンチキなところをギャグセン強め…