落第はしたけれどの作品情報・感想・評価・動画配信

『落第はしたけれど』に投稿された感想・評価

Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1930年代映画:人間ドラマ:サイレント映画:松竹〗
1930年製作で、大学を卒業しても働き口がないという深刻な社会状況を背景に、学生生活をエンジョイしている落第生を描いたコメディ映画らしい⁉️

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落第の方が気が楽かも? 戦後の小津作品を観ていると日本映画の究極みたいな感じで誰も真似できない。しかし、その作風は、いきなり来たわけではないというのが、よくわかる作品。小津は、熱心なハリウッド映画信…

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なんだか「サイレントにはサイレントの規律がある」という感じのつくりだなあと思ったらこの次の年に、しかも松竹蒲田が日本初のトーキーかけてるのか。こんな話にもアクションを入れるというのが気に入った。
YAZ

YAZの感想・評価

3.6

小津のサイレント映画観る

「若き日」と同じく大学生主人
公。タイトルは前年の「大学は
出たけれど」からのようです。
卒業試験迎える学生達の話

日常的な学生生活でなく卒業試験に向け
てのイロイロな…

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mh

mhの感想・評価

-

昭和五年公開のサイレント映画。
卒業しても就職できないので落第したほうがよかったという世界的な不況が前提のユーモラスな展開。
あの手この手のカンニングが面白い。ワイシャツに答えを書く。痩せてると書く…

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古典ハリウッド色強め。
ショットの連鎖というものをすごく意識して作られてると思う。

田中絹代に和服着せたら右に出る者がいないな。
Taul

Taulの感想・評価

3.0

『落第はしたけれど』(1930)初鑑賞。『大学は出たけれど』にかけたタイトルで当時の小津の得意な学生喜劇で、安定の面白さ。モラトリアムと不景気の狭間でゆれる男子学生たちだが、ほぼカンニング話というの…

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◎面白うてやがて哀しきバッドジーニアス

1930年 65分 モノクロ 松竹蒲田 サイレント
スタンダード 弁士:坂本頼光 伴奏:神﨑えり

弁士の坂本頼光さんによる実演には初めて接した。
だが、ち…

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不景気や戦争に向かう時局、こちらGW最終日なんか鑑みると、彼らのモラトリアムが気の滅入る物に見えたw
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