いやー、映画館で見ることができてよかった!
今年もありがとう、俺のシネマート♪
見たかったんだよ、これ。カン・ドンウォン特集上映の先行上映とのことで、消化が難しい位置付けながら見られて嬉しいw
先ず冒頭の20分くらいがなんとも鮮やか。ソン・ガンホ扮する刑事に架かる電話。ここで警察署が大写しになることはなく、会話から刑事なんだと察する展開。ドンちゃん扮する北の工作員も会話から北の人間だと察した頃には大事件が発生する。
本作で熱くなってしまうのは、ソン・ガンホ、カン・ドンウォンの双方が双方を利用しようとして近づき、結果的に互いの魅力に触れ交流して行くところ。
こういう男同士の友情映画にそもそも弱いが、ソン・ガンホがいい加減な熱血元刑事とハマり具合がハンパなく、笑いあり涙ありで最高の味わい。
手錠ネタには爆笑。
カン・ドンウォンの悲しい目つきも最高だが、心優しい北の青年というのにも弱いわw
北の青年に悪い人はいないねw
『群盗』を超えてカン・ドンウォンの演技で一番好きになったかも♡
あと、今さら見て得してしまったのは、ソン・ガンホの追う”影”こと黒幕を演じるのはチョン・グックァン。そう「愛の不時着」で言うところのリ・ジョンヒョク大尉パパ。
こうしてあの地位に辿り着いたと思うと全てが合点がいく胸熱構成w
そしてラスト。ベタではあったが、新年明けましてにふさわしく、明るく爽やかに映画館を後に♪