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この心亡き者のgeminidoorsのレビュー・感想・評価

この心亡き者(2022年製作の映画)
3.2
本年鑑賞三作目、凡退か。
年初めに観た1.2作目が、まるで85年の阪神優勝時のお祭本塁打みたいに=バース→掛布ときたもんだから岡田までいけるかと思いきや…そうは上手くはいかなんだ。
ま、アレだな。アレ。(ちがうか?)
最近の台湾映画のフレーム切取り方や特有の湿った匂いは嫌いじゃないんだけど…

けれど本作はなんつうか…プロット寄せ集め感を払拭する程の精神性は感じられず。
好点としては主たる女優の演技と、音楽がラスト以外は煩くはない点かな。
なんと言っても新米少女刑事?の演技と犯人のサイコ的な技の背景が薄く。作り手が描きたかったのは一体なんなんだろ〜か?

共感すべきが主たる女刑事と自死した旦那や、移民や他障壁越えての各人が囚われる"愛の名残り"ならば、余計にラストが"ちがうだろ〜⁉︎"だわナ〜
ラストの演出や絵や音楽で、一気に気持ちが一掃引いてしまったヨ。
そうそう、
昔、我が娘と観たNANAかと思ったわサ(笑)
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