このレビューはネタバレを含みます
主役のツェンジンホアさんは、返校や、君の心に刻んだ名前という映画を見て知った。雰囲気がまた違う。
幽霊が出てくる話なので、台湾の映画はそういうのが多いのかと思ったら韓国映画のリメイクだった。
生きるのも大変だが死ぬのも大変だ。
天涯孤独なチェンウェイは自殺を21回失敗している。
ほんの少し呼吸が止まってあの世に行って帰ってきたからか幽霊がみえるようになった。
周波数があうとそういうことがあるらしいら。害はないが因縁がつきないうちは消えないと。
だから消えてもらうために4人の願いを叶えようとする、コメディ映画。
幽霊4人の距離が近い。みんな密着しているくらい。その絵が可愛いかった。でもそれにも意味があったんだな。
頼れる者がいないときは、自分に頼ればいい。
なぜチェンウェイは何度も死ぬことを失敗していたのか。
じんわり優しいお話でした。
こんな幽霊なら見えていいけど、忘れてしまったほうがいい悲しい出来事もある。
ツェンジンホアさん、きっとこれからも活躍される俳優さんでしょうね。