なくいら

そして、見失ったのはのなくいらのレビュー・感想・評価

そして、見失ったのは(2023年製作の映画)
4.5
おう…自分でもビビるくらい、ラスト号泣してしまった…。


デジタルに支配された、SNS時代を生きる若者たち。
いつどこにいてもスマホは手放せない、別れた彼氏のその後が気になってずっと見ちゃう、バズるために見栄張った投稿しちゃう。

親友同士の3人は、それぞれとても未熟。
満たされない気持ちを、色々な繋がりを持つことで埋めようとするが上手くいかない。

とにかく、行動が危なっかしすぎて、観ているこっちはイライラする。

でもこれは、現代の多くの若者(もしかしたら中年も)が抱える悩みの数々で、壁に当たって、悶えて、喧嘩して、炎上して、色んなことを経験して、少しだけ大人になる若者たちたちを見て、何だか心がスッキリした。

本当、前半はずっとイライラしてた。中盤まで☆3くらいにしようかと思ってた笑
でも、その募ったイライラが、ラストにドッと解放された感覚が、実に爽快で、とっても良かったんだ。


ゆるふわのアダーシュくん可愛い。
アナニヤーは規格外に可愛い。
シッダーントのスタンダップ超様になってる。
ファルハーンが出てくるのは想定内としても、マライカさんがマライカ役で出てるし、ソーナークシーやカラン・ジョーハルを完全にディスったネタをぶち込んでくるのが、さすがすぎる笑
なくいら

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