matchypotter

名探偵コナン vs. 怪盗キッドのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.8
現在『100万ドルの五稜郭(みちしるべ)』が公開中なので、見放題が解禁されてる。

実はhulu以外でもそこそこ観れる。これは、、、これは。今がチャンス。
『100万ドル〜』は観ちゃったけど。

去年も『黒鉄の魚影(サブマリン)』が公開される直前に、“黒ずくめ”と我が推し“灰原哀”に焦点を当てたTV版総集編『灰原哀物語』が公開されたが、今回もそのフォーマット。

コナンと“怪盗キッド”の因縁に焦点を当てたTV版総集編。

“怪盗キッド”は別の原作で出来上がってたキャラクターだが、それをこのシリーズにジョインさせた。

その見た目が江戸川コナン、いや、工藤新一と瓜二つ。
キッドがコナンと瓜二つで、青子と蘭もキャラそっくりで、青子の声はコナンの声で、紅子の声は灰原哀ちゃん、、、ややこしい。

ややこしいけど、アニメ内も声優陣も、こうやって編集するとめちゃくちゃ豪華だと知る。

ここまで長きに亘ってTVシリーズをやってると、色々と主要キャストの繋がりが点在する。
それを劇場版の最新作に合わせてその作品にちなんだキャラクターのエピソードを固めてくる。

なんて親切であり、過去のエピソードでまたドル箱作る。
青山剛昌、トムスと講談社にどれだけのお金を落とすというのか、恐ろしい化け物シリーズ。

黒田海斗も、工藤新一も、やはり“バーロー”なのか、それが聞けて、アツい。

ここまでのいくつかの怪盗キッドとの過去のエピソードを繋げ、キッドとコナンの因縁や周辺のキャラクターを改めて紹介。

観たことあるようなエピソードもあれば、最初の話はまったく知らなかったからとても興味深く観れる。
園子もいつの間にかキッドの追っかけみたいになってるし、この歴史の厚みを感じながらキッドのカッコ良さを堪能できる編集作品。

見た目の謎もさることながら、工藤新一、服部平次と張り合える明晰な頭脳と身のこなし。
狙った獲物は逃さない。白いマントに身を包んだ大胆不敵の大泥棒、“怪盗キッド”。

『名探偵コナン』シリーズの中の名物キャラクターの中でもかなり上位の人気キャラクター。
確かにこれを先に見ておけば、『100万ドル〜』へのモチベーションが上がることな間違いない。

毛利小五郎の前の声も聞けてアガる。冴羽了、、、。
そういえば、今、NetFlixで鈴木亮の『シティハンター』やってて、取材されてたな。

怪盗キッドは人気が過ぎて、犯行予告の声明を出すたびに警察の警備体制も押し寄せる野次馬もワラワラし過ぎちゃって逆に逮捕がしにくい状況に。

ある程度追い詰められても、必ず警察がスキを見せたり、いつもキッドの機転が一枚上手。
ぶっちゃけ、もう、キッドが警察に捕まるイメージが湧かない。

しかし、彼も人。
それなりにピンチに見舞われたり、出たとこ勝負になったりもして実は内心は賭けに出てる場面もある。

大胆にハッタリかましたり、繊細なトリックを仕掛けたり。

彼が出てくる回は全体のキザ度が増し、大空の舞台が追加され、事件にギミックやトリックが増えて推理サスペンス性の幅ができる。

やっぱり、このキャラクターは外せない。
そして、工藤新一とキッドの因縁、これはスゴい話に、、、。

WANDS、良いね。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
『matchypotterと映画の秘宝』
https://matchypotter.com/
作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
(まだ始めたばかりでお粗末が過ぎるブログですが)
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


F:2306
M:4657
matchypotter

matchypotter