このレビューはネタバレを含みます
2024年 142作目
(劇場 80作目)
不条理サスペンスというかホラー。
観た後もだいぶ余韻が残る、というか怖くなる。
ある日会社でインターンにいきなりパソコンでタコ殴りにされ、その傷も癒えないまま今度は同僚にペンで刺されまくる。
アパートの向かいの人間に灰皿を投げつけられ、近所の子供にも襲われる。
どうやら目が合うと襲われるということが分かる。
ウイルスでもなく原因は不明。
道路で横に並んだ車の女にも襲われそうになる。
尚、解決方法は不明。
目が合わなくなると襲うのもやめるようだ。
そんな危機的状況なのに女とは出逢いたいヴァンソン。
街中は怖いので父親の別荘に行く事に。
途中で自分と同じ境遇の人間に出会うもののやはり解決方法はわからずまま。
別荘でも隣人に襲われ肥溜めファイト。
コレは観ててエグい。
ダイナーで店内に入りたくないので外に届けてもらうと持ってきた女性定員マルゴーと仲良くなるもまた襲われる。
それでも何故かピンクな関係になる(笑)
最後までずっと何故襲われるのか不明なまま。
シェルターがあると言われそこへ向かう途中、暴動に出くわす、気づくと周りは争いまくってるのに襲われなくなる。
今度は自分がマルゴー襲ってしまうが目隠しと手錠で愛を育みながら終わり(笑)
ネタバレもクソもないんだけど、本当に原因も解決方法も何もわからないまま終わる。
ゾンビものでもなくエイリアンとかでもない。ただの人間にひたすら襲われ、逃げるを繰り返していく不条理ムービー。
目新しいストーリー。
結構余韻が残るというか単純にその後街中歩くの怖い。目を合わせたくなくなる。