私はこの映画が好きやった。
俳優が本当にええと思った。
筋立も異色の雰囲気があって好い。
素人っぽさがええ。
なんでか理解らんけど無性に応援したい気持ちが起こる映画やった。
ほんまはあれやこれやあるけど、
そこは贔屓目に大目に見よと思う。
人様に何と言われようと満足やったと心に決めた。
ヴァンサン、マルゴー、初見。
そして愛しのスルタン、多分初見。
これらが頗る好ましい。
これらが一体となった
怖さが主軸の怪奇映画。
紛うこと無き猟奇映画。
だけどこの彼等がもの凄く好い。
marucoはこれらの三竦みに
またしても心が揺れた。
彼等の愛情表現に心が揺れた。
そして私は本作品を、
ハッピーエンドと捉えた。
オープニングに流れた、
大好きなフレンチポップス🎶
エンディングに流れた、
小洒落たフレンチポップス🎶
一瞬そぐわなく感じた。
だけど違うそうではない、
久しぶりのフレンチポップスが
後味を軽やかに癒やしてくれる。
さすがフランス映画、
エンディングは食後のお口直し、
垢抜けたデザートとも感じた。
私の懐かしさと甘酸っぱい想いが、
鮮やかに一挙に甦った。
いつかきっと又彼らに逢いたい。
