クラユカバからのスピンオフらしいが、同じシリーズの別作品という印象。仮面ライダークウガと仮面ライダーアギトは同じ仮面ライダーシリーズなので似てるけど、ストーリーは別物といった具合。クラユカバの不明な点がクラメルカガリで明かされるということはない。逆もない。
冒頭から世界観を説明して話に一気に入るため慣れるのは時間がかかるが話はいい意味でシンプル、成り上がって街の外に出たい少年ユウヤと街で地図作りをずっとやっていればいい少女カガリのすれ違い、そして二人は街を揺るがす2つの組織の抗争に巻き込まれるといったもの
シンプルな話を大正ベースのレトロフィーチャー、スチームパンクといった感じのメカやギミックが現れ、街の地下の探索と抗争を盛り上げてくれる。
抗争ではダイナマイトやら銃が飛び交うが血や死体が映ることもなくどこか牧歌的ですらある
1時間程度でサクッと冒険とメカとドンパチと日々街で生きる人々と見れるので、3時間近い映画も当たり前になってきた最近では貴重なエンタイテイメント。大画面で映えるメカもあるので空いた時間に映画館で見るのがちょうどいいと思った
