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クラメルカガリのunkoのレビュー・感想・評価

クラメルカガリ(2024年製作の映画)
3.2
地下の空間の地図を描き、それを売って生計を立てている少女カガリ(佐倉綾音)。彼女はこの生活に現状は満足している。
一方、同職の少年ユウヤ(榊原優希)は現状に満足しておらず、成り上がり光の当たる職種に就きたいと考えている。
この少年少女の2人はある事件に巻き込まれていく…。

「クラユカバ」と基本の世界観は似ていて、
地下の空間の存在やそこに隠された秘密という部分が共通する。

この1作で物語を畳むことができている。
街の構造や対立関係も同様に非常にわかりやすい。アクションシーンは「クラユカバ」よりこちらのほうがかなり華やか。
不満点として、60分の作品だからしょうがないとしても、
カガリとユウヤの個人的な背景部分が薄い。また2人のドラマも少ないので、個人的には感情移入しきれなかった…。
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