青いビニール袋

正しいアイコラの作り方の青いビニール袋のレビュー・感想・評価

正しいアイコラの作り方(2024年製作の映画)
3.5
12本目

河原に捨てられていたエロ本を拾うために夜中外出していた富岳は、
帰り道にビルの前で隣人でローカルアイドルのあさひと出会う
翌朝、そのビルの前で芸能プロの社長が亡くなっていたことがニュースで流れる

前作の「階段下はxxする場所である」は見逃したけど「11月19日」は見に行ったり、
「それから、」の上映会に行く程度には勝手に応援している神谷監督(兄弟)

BGMを極力使わないかなりストイックな作りで、
120分越えの緩やかなテンポ感がクセになったり、
監督本人も言及している通り、緩やかなテンポにあってるかは別として四畳半リスペクトなナレーション演出が特徴的
ナレーションのオチまで四畳半だったのは笑っちゃった

よくキャスティングできたなと思う髙石あかりの存在感
ゲストかと思いきやガッツリ出るのでびっくり
きっと彼女の最後のインディー系作品になるかもしれないので、
ファンは必見の一作だと思う

コメディとミステリーがいい感じに混ざり合っていたけど
前作でも思った下ネタがちょっと下ネタすぎる笑