このレビューはネタバレを含みます
大人になると関係者から映画のタダ券貰えたりするんだなあという感慨もラストシーンから思ったり思わなかったり
恐ろしくテンポが良かった。斬新なぐらい。
普通なら東さんがアイドルになりたいと思った瞬間の映像があると思うんだけど、
こう、アイドルが歌ってて、キラキラ光ってて。
あとオーディションに落ちたときの記憶とか。
全部セリフだけで済ませてるのは凄い。
デビューまでのスピード感も早すぎる。
何ヶ所も膨らみそうなエピソードがあるのに、
結構スパスパ終わって次へ行く。
芸能界の悪いところももう少しエピソード入れられたんじゃないのかなあ。
勿論原作者ならではの生々しい要素もあるんだけど、もっと煮詰められるって言うか。
彼氏がいました、別れさせようとしました、
気まずくなりました、謝りましたも早い。
くるみが壊れていくまでは丁寧に描いてた方かな。
最後の砦の南さんが崩れたあたりから崩壊していく様はむしろスピード感が良いかなと。
もうちょっと早い展開と丁寧な展開のメリハリが欲しかったかなあ。
で、やっぱりちょっと東さんのモンスターぶりに対して、
三人が笑顔で許してるのについていけなかった。
『昔の私』って言い方からしてそれなりに経過してるんだろうけど、長くても
制服ってことは一年ちょいよね
恩義もあれば恨みもある、そういう複雑な感情がある方が自然じゃないのかな…
流石に西野七瀬がおじいちゃんは無理があり過ぎる
曲は全部良かった
序盤の南の生徒が東の制服見て、互いの顔見て、っていう、
台詞がないけど、どういう感情が行き交ってんのか伝わるところちょっと好き。