2024年106本目
劇場39本目
あまりレビューの評価が高くないが、そんなに悪い映画だとは思わない。少なくとも退屈はしなかった。
内容的には「元アイドル」でないと描けない話とまでは思わなかったが、アイドルを目指す少女の栄光と挫折をなかなかの迫力で描き出していた。序盤がまだるっこしくて退屈だが、中盤の少女たちが追い詰められていくところの緊張感は良かった。とは言え、ストーリーの時間の流れ方に対して映画の尺が短すぎて、全体的に駆け足になっている印象は否めず、4人の人物造形を掘り下げられていないので、薄味な印象は否めない。あと、中盤の見せ場となるライブシーンのCGアニメはあまり好きじゃない。
