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トラペジウムのEndoのレビュー・感想・評価

トラペジウム(2024年製作の映画)
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舞台挨拶で見に行った
【本編】
元々原作が好きで映画も楽しみにしていたが、初日にマイナス感想が万バズしててなんかなぁと思ってた
乃木ファン補正はあるにしろ、結論的にはあれ言ってた人間があまりにも浅いだけだなという感想。そもそも作品の登場人物が性格悪い=原作者も、みたいな思考回路がキモすぎる
昨今のアニメみてる人間なら、あのくらいの性格悪い人間いくらでも出てくる。なにより映画という2時間程度で主要キャラ全員のバックグラウンド書けっていうのが正気の沙汰じゃない。

めちゃくちゃいいかというと違うけど、分類したら悪くない側のアニメーション映画程度の立ち位置
clover worksが頑張ってるけど、頑張る分ちょくちょく頑張ってない部分が悪目立ちしてる感
歌唱シーン見せられた時は流石に「俺らが見たいのはこれじゃない」感やばかった。アイドルファンが多く見るコンテンツだと自覚して作ってたらあのシーンは絶対入れない。
原作だと童貞の権化として描かれたシンジが爽やかメガネになってて、声優にjo1で大人の事情が垣間見えた
たかせまるの吹き込むシーンはあまりにもたかせまるで笑った
お母さんに吐露して、肯定も否定もしないシーンはぐっときたなぁ

【舞台挨拶】
内村さんが本当にいい人で雰囲気作りの天才
かずみんが相変わらずの滑舌で汗汗しながら喋ってるの懐かしいと思いつつ、原作者としての思いをたくさん語っていてよかった
ショートなぁちゃん顔小さすぎてもやしかと思った。たかせまる尊い定期
結川さん、たかせまるに挟まれてすげーやりにくそうだったww
小説への作り込みが凄まじく、ちゃんと作家的思考回路でクリエイトしてるんやぁって感動した
あずまちゃんには若いうちに傷ついてほしかったけど、あまりにも厳しくしちゃったかなって思うことがあると話している時に、この人のなかでちゃんとキャラクターが生きてるんだなぁと感動した
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