Asino

ため息に乾杯のAsinoのレビュー・感想・評価

ため息に乾杯(2024年製作の映画)
3.5
昨日からNetflixにきたダン・レヴィの主演・監督作。

アーティストのマークは、ベストセラー作家だった夫のオリヴァー(ルーク・エヴァンス)を突然の事故で亡くしてしまう。
落ち込む彼を親友のソフィー(ルース・ネッガ)とトーマス(ヒメーシュ・パテル)が慰めつつ一年が経ったところで、マークは夫の秘密を知り、親友たちと共にパリに行く。

パリの話かと思ったらそこまでの話(ロンドンが舞台)がけっこう長く、夫の死から立ち直れない主人公とふたりの親友のやり取りをひたすら丁寧に追っていく感じ。
主人公は経済的に恵まれてて、インテリアとか衣装とかすごくお洒落で撮影もいい感じ。夫の死と裏切りからいかに立ち直り、どうしても甘えてしまっていた親友たち(それぞれ事情がある)との関係をどう立て直していくか、という話をとても丁寧にやっているのだが…。
なんか隅々まで整いすぎていて、美しいし素敵なんだけど、けして悪いとは思わないんだけど、どうも意味深な会話が上滑りしてる感が否めなくて、そこまでのれなかった。

マークが出会うフランス人の彼がアルノー・ヴァロワ(BPMビートパーミニッツ)
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