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ため息に乾杯のKのレビュー・感想・評価

ため息に乾杯(2024年製作の映画)
3.5
MTVカナダのホスト、シットコムのシッツ・クリークなどでお馴染みダン・レヴィ主演、そして映画では初監督を務めた作品。

パーティーの晩に最愛の人を失うという悲劇と直面してしまい、悲しみに苛まれる主人公。
そして、そんな主人公を支える友人との交流を描く。

ダンはシッツ・クリークの印象が強くて本作の前情報をあまり入れず鑑賞した分、イメージの落差が激しかった。
カーストワードのセリフや修羅場も描かれてはいるけれど、それ含めどのシーンも落ち着きがあってフラット、とでも言えるのかな。
全体的に静かで綺麗な映画です。
美術館でのシーンがとても洗練されていて印象に残りました。
ダン独自の言葉選びやファッションがこの作品でも堪能出来るので、ファンの方にはおすすめです。

一点驚いたのが、最近のNetflixオリジナルは最初から話題性のあるもの以外日本語吹き替え無しで字幕のみ。
なんてケースが結構あるから、日本語吹き替えがちゃんとあったのが驚き。

ダンはアイウェアのプロデュースで忙しそうだけど、もっと演じて欲しいし脚本も手掛けて監督もしてほしい。
そして日本旅行は毎年必ずするというダンなので、日本で何かしらのイベントを期待して…(切望)
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