LaserCats

ため息に乾杯のLaserCatsのレビュー・感想・評価

ため息に乾杯(2024年製作の映画)
3.7
「シッツ・クリーク」で知ったダニエル・レヴィの監督主演作。なかなかよかった。
最愛の人物の喪失というところから描かれていく話だけど、重苦しくなく、人生の歩き方や歩く速度は皆それぞれだけど、その良し悪しは重要ではなく自分なりに歩いていくこと自体を応援してくれるような、そんな温かみを感じる作品だった。
主人公とその親友2人のなかだと、私はヒメーシュ・パテルの役が感じている疎外感や孤独に共感しやすかったかな。
あと、自己中な若手女優の浮きまくる弔辞とは対象的に、オリヴァーのお父さんの言葉がことごとく沁みて泣いた。
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