LEONkei

戦慄の七日間のLEONkeiのレビュー・感想・評価

戦慄の七日間(1950年製作の映画)
3.0
平和主義者の暴走。

核兵器研究者ウィリントン教授がイギリス首相宛に『もしイギリス政府が核兵器の製造を中止しなければ、新開発U.R.12爆弾を一週間後にロンドンで爆発させる』と言って爆弾と共に行方不明になる軍事スリラー。

緊急事態が発令され無人と化した静寂のロンドン市内にスコットランド・ヤードの緊迫した捜索はドキュメンタリーっぽく描き面白い。

反核反戦を訴えながら自らが暴力を使って一般市民を巻き込み慄かせる行為は、今も変わらず左巻きの常套手段で優しい顔をし暴力を肯定する羊の皮を被る狼。

日本にも太陽を盗んだ奇想天外な行動で身勝手で陳腐な脅迫で本末転倒な狂人が映画にいたが、理解できなくもないが何の罪もない人々を恐怖と危険に晒し何かスポッと頭の中の大事な部分が抜け落ちている似非平和主義者..★,
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