テロリ

戦慄の七日間のテロリのレビュー・感想・評価

戦慄の七日間(1950年製作の映画)
3.7
ある大学教授が、自らの研究が兵器開発に使われることを憂い、開発した爆弾を持ち出して政府を脅す…という話。まさに「太陽を盗んだ男」的な内容。

もう70年も前の映画だけど、現代でも全然違和感なく見られるシナリオなのがすごい。犬を連れたおばちゃんの使い方も良くて、ラストもなかないまっぽくオシャレです。

最大の見せ場は、政府によるラジオの呼びかけで、ロンドン市民が一斉に田舎に避難するシーン。誰も居なくなったロンドンの街も雰囲気が出ていて良かった。

警察や軍の捜査はちょっとザルすぎるけど、そこはまあ…ね。
テロリ

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