矢野竜子

悪魔のシスター デジタルリマスター版の矢野竜子のレビュー・感想・評価

4.1
分裂、接続(擬態)の映画で面白すぎる。
しまいには画面自体が分裂(スプリットスクリーン)を始める。
見るもの、見られるものでメインキャラクターを変えるのも上手い。
見る・見られる、この関係性も一種の分裂だろう。
ラストのオチも言及はしないが、
あるものは接続され、あるものは分裂してしまう。
殺人→ナイフ→ケーキという殺しの逆算方程式も良いが
何よりバーナードハーマンの劇伴が素晴らしすぎて失禁。