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RHEINGOLD ラインゴールドのmitoのレビュー・感想・評価

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)
3.6
2024年27本目。
ファティ・アキン監督作品。
実在するクルド系ラッパーの半生に着想を得た作品。

兎に角、マジかよー、の連続な人生を歩む主人公のジワ。
まあ、移民としてドイツに渡り結局のところ麻薬の売人となり生計を立てるあたりは、移民問題が徐々に表層化している日本を鑑みると複雑な感情はあるが…。

その売人生活が余りにもぶっ飛び過ぎていて、それだけで娯楽作品の体を成している。
何なら、本業が売人と化しているので、途中「お前ら、さっさとラップやれ」とツッコみたくなるくらい。
なまじ、あらすじで獄中にリリースした曲で有名になったラッパーという設定を知ってたので余計そう感じた。

ラッパー兼プロデューサーとして大成したという事実はオマケレベルなので、そこに期待して観に行くと少し拍子抜けするかも。
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