場面の切り替わりがほとんどなく登場人物も少ないのが、昨今のエンタメ映画の情報量に辟易としている自分にとっては却って観やすかった。
10代特有の葛藤や、2人きりになった時の微妙な空気感を割とリアルに表現していて、むしろ自分が高校生の頃に観てたら身近に感じすぎてイライラしただろうなと思う。
役者さんは上手だったと思うのですが、方言は気になりました。
ひと足早く夏を味わえたようで、山下敦弘の青春ものはやっぱりいいな〜と思った。
見終わって劇場の外に出ると土砂降りになっており、「粋だな〜」とか思いつつびしょ濡れで帰りました。