【水深ゼロメートルから】3.4
いかにも舞台っぽいのが「アルプススタンドのはしの方」に似てると思ったら同じ高校演劇舞台化プロジェクトの第2弾なのか
女性性とか女性の生きづらさという今日的なテーマ
…
女子高生4人と先生1人。
登場人物は基本この5名のみ。
大まかにいえば自分の性や劣等感について、悩みもがいている少女たちの話。
しっかり共感出来たかと問われると、正直男で生まれた自分には全てを理解…
このレビューはネタバレを含みます
どれだけ男女は関係ないと思いたくても、
内側で性別や身体の違いに苛まれるあの感じ
一番可能性を狭めているのは自分自身で、本当はわたしのまま生きていけるはずなのに、そのギャップがとてつもなく苦しい
…
女であることによって不利になること、同時に女であることに甘んじている自分。大人になると慣れてしまって無くなる葛藤が高校生の視点で描かれていて、生ものだった。
高校生の作家が高校生の脚本を書く。当事者…
男(概念)から来る砂に溺れる少女たちと、それを掃除させる大人のはなし。
運動場では野球部が練習している。常に背景にその声が聞こえる。プールにいる女子達は運動場から飛んでくる砂に溺れる。そして大人は…
©︎『水深ゼロメートルから』製作委員会