この、生涯通してパンクでアナーキーな作品をクリエイトしてきた作家の、一年半ほど前のこの世からの去り方には心底驚かされた。
今回、またもや、驚かされた。
なんせ、存在しない映画の予告編がこうやって上映されたのだから。
「暗闇で猫を探すのは困難だ。
そしてそこに猫がいなければなおのこと。」
「スペインからの便りは悪い知らせだった。」
脈絡もないようにみえる言葉の数々、どれもゴダール的であるとも言えるしこの映画の本編が観てみたいと思わせる革新さがあるとも言える。
ゴダールは永遠に不滅だということの再確認。