香港

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争の香港のレビュー・感想・評価

4.2
焼香をあげる気持ちで映画館に行ったのだけど、これまで映画というフォーマットでありとあらゆる事をやってきた人物が最後に選んだのが、コラージュの静止画の羅列と自作からの引用であるという事実、そして突如鳴らされる音楽の攻撃性と圧に打ちのめされてしまい、そんなことはすっかり忘却の彼方になってしまった。

これを遺作として用意するゴダールという人物に心からの敬意を。
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