IMAXで観賞。
「かっこよかった」に尽きる。
正直なところトーキングヘッズにもデビット・バーンにもそれほどの思い入れはなくてCDもベスト盤を１枚持ってる程度。
僕は「ロックバンドの至上の形は３ピース。４ピースまではまあOK」というタイプのロック好きなので、大編成のバンドはあまり積極的には聴かない質だったのだが、映像として見るには大編成ならではのカッコ良さってあるよなあと再発見。
IMAXによる効果も大きいのだろう、グルーヴが圧倒的で劇場の椅子から立ち上がって身体を揺らしながら聴きたかった。
とは言え個人的にはデビット・バーンがアコギで歌う「サイコ・キラー」と、そこにベースのティナ・ウェイマスだけが加わって二人で演奏される「ヘブン」が、僕にとっては最高の「音楽」だったが。
全編通してデビット・バーンのパフォーマーぶりと、あとはティナ・ウェイマスかほどんどずっと躍りながらベース弾いてる（さらに時折電子楽器ぽいのも弾いてる）のも凄かった。
（レストア版制作の舞台裏もなかなかに熱い。「『ストップ・メイキング・センス』4Kレストア版の驚くべき舞台裏 伝説のライブ映画はいかにして蘇ったか？」〈Rolling Stone 日本版〉）
