IMAXで鑑賞。ひたすら音楽に溺れる89分。
音楽ライブに行かなくなって久しいのですが、ライブってこういうものだったと思い出すのと同時に、こんなにいいライブって経験したことなかったかも、とも思いました。
冒頭、ラジカセからの音とギターだけで歌うデヴィット・バーン。そこから聴き入ってしまう。
そのうち踊りたくなってしまい、たまたま自分の前後左右が空席だったので、周囲に迷惑にならない程度に体を揺らしてました。そのせいで、映画鑑賞にしては疲れてしまった。
衣装らしい衣装はビッグスーツくらいのようにも見えて、いくつかの映像以外はセットらしいものもなく、本当に音楽だけで勝負するライブ。それでこれだけ引っ張り込まれたのだから、トーキング・ヘッズの音楽ってすごい。
ステージ全体だけでなく、個々のミュージシャンの表情がしっかり捉えられていて、そこも楽しい。最後にクルーの紹介がありましたが、これは過去に行ったことのある音楽ライブでは見たことないかも。
見終えて、このライブを生で見たかったと思いました。
変な考えだけど、映画が素晴らしくよかったからこそ、生の音や声や動きも見てみたかったと思ったのです。
