脳が勘違いして絶頂してしまったのではないかというほどのホルモンの分泌を感じ、汗や動悸、一体感と幸福感を全身に浴びた。これを座って見とけ！ってのが無理な話で、それは明確な映画館の弱点だとは思ったけど映画にはカメラワークがあり編集がある。編集エグい！最高！！応援上映やってくれ！無駄を排除していて凝った舞台演出も無くシンプルで美しいからこそ引き立つ身体と楽器から生み出される最高の音楽にただ酔いしれればいい。前の席に座っていた如何にもな雰囲気のおじさん2人が座りながら踊ってはしゃいでいて普段ならイラつくけどこの映画なら無理もないしむしろ羨ましいまである。
正直Talking Headsの曲は「Psycho Killer」の1曲しか知らなくて楽しめるのか不安だったんだけども、もはやそういうレベルの話ではなくオープニングから既に気付けば惹き込まれていた。んでデヴィッド・バーンのかっこよさと色気やば過ぎて俺が女だったらビショビショに濡れていたと思う。あの時の彼は絶対音楽とセックスしてたし、いや何なら自分の音楽でキメセクしてたのかもしれない。あんだけ動き回って音１つも外さない歌唱力の高さと声質の良さ。また行く。
