70年代〜80年代にかけて人気を博したアメリカのバンド、トーキング・ヘッズが83年12月に行った伝説のLIVEの様子をおさめた映像。
84年にも劇場版として公開していたらしいけど、今回40年ぶりに4Kレストア版での上映。
予告編で見たときからカッコよすぎて絶対に見たいと思っていて、公開後も周囲の音楽好きからの評判がすごいことになっていたので、IMAXで鑑賞。
冒頭、とてもこれからライブを行うとは思えないようなガランとした舞台に、1人ラジカセを手に現れるデイヴィッド・バーン。
おもむろに「サイコキラー」を歌い始める。
ライブと言うより、前衛的な一人舞台みたいな始まり方。
ただ、そこから曲を追うごとにメンバーが増えていき、冒頭からは想像もつかない熱量のライブが繰り広げられていく様子は圧巻。
インタビュー等もなく、89分間のライブをオープニングからエンディングまでひたすら体感できる。
舞台装置がどんどん追加されていき、ライブが進むにつれてセットが完成する見せ方が斬新でひたすらカッコいい。
IMAXで見れてよかった。
こういうのをすぐIMAXで見ることができるというだけでも、東京に住んでいていて良かったと思う。