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ゴジラ-1.0/Cのlalalalabombaのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)
2.9
敗戦の色が濃くなった頃の南の小島でゴジラに遭遇した特攻の生き残りがゴジラと戦うストーリー。
元々のオリジナルのゴジラは水爆実験です発生した怪獣と認識しているが、オリジナルにはそんな人類の浅はかな科学に対するアンチテーゼも含まれていた。
シンゴジラにも現代日本に対するメッセージが含まれていたように思う。
わざわざ設定を終戦から直後の日本復興期を舞台にしたのは何かの意味があるのだろうと見続ける。話題になっていたこの映画がアマプラに下りてきたのです早速みてまたのだが、
特賞を取った特殊効果にそれほど目を見張るものはなかったように思う。
主演の神木と学者役の吉岡のキャラクターが被ってしまい人がドラマというよりアニメみたいな感じ。
特攻の生き残りとして戦争を終わらせるというたいそうなテーマの割にパラシュートで脱出とは…、おまけに死んだと思っていた女が生きていたりご都合主義の典型。
ゴジラに怖られるために作った古い銀座の模型にリアリティが感じられずセットの視覚効果にも気を遣えば良かったのに。
当時の人々の生き様や生き方、臭いのようなものが感じられると特撮怪獣モノからひと味違ったものが見れたかも
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