ayutaka

チェッカーズ 1987 GO TOUR at 中野サンプラザ デジタルレストア版のayutakaのレビュー・感想・評価

5.0
映画『チェッカーズーGO tour ー
中野サンプラザ』

高校時代、こたつで寝落ちしながらテレビから流れていた「素直にI'm sorry」

キャッチーなメロディと、
情景が浮かぶ、歌詞の秀逸さに
目が覚めて、それ以降ファンに。

当時はドラムばかり叩いていて、
曲作りなんて微塵も思わなかったが、
これ以降、曲作りが趣味に加わった。

さて、
本作をなぜ今頃か?
と不思議しかないのだが、
アイドルとして?デビューした彼らが
自作自演の楽曲を表現した
アルバムが『GO』。
このツアーだ。
(沖縄に来ているが、
群馬はなかったようだ(笑)。。)
某メンバーの告白本も読んだが、
おそらくこの頃から皆の目線が
少しずつ変化していったのでは。。
フミヤの印象が強すぎるが、
チェッカーズの後期を支えたのは
間違いなく尚之と政治を中心とした
メンバー自身の作品作りだ。
もっと楽曲の評価がされても良いはずだ。

衣装も、イメージなのか
着たいものなのかは解らないが、
フミヤはマイケルジャクソンの
様で、ユージは後半パンク、
とおるはロック尚之は80年代スーツ、
クロベエは叩き易いノースリーブ、
政治はポップスのようなのだが
なぜかチャンピオンベルトを?
そして、チ・ン・ピ・ラ。
まさに、多様性だ。

「TOKYO connection」での印象的なベースライン、ホントカッコいい。
一番好きなバラード、
政治作曲の「mellow toght」耳コピしたなぁ。残念ながら、アルバムのほうが歌は良かった。。(笑)でも、いつ聴いてもアレンジの雰囲気は素晴らしい。
今の時期にぴったりな
「my graduation」
定番化しないのかな。名曲なのに。
アンコールが定番曲だから良いのだが、
にしても、最後が「blues of IF 」は
砕けすぎな印象。
でもやはりアンコールの
「NEXT-GENERATION 」
「ジュリアに傷心」
「I Love you, sayonara 」
たちで締める。

今はもう中野サンプラザも、
チェッカーズも、クロベエも。。
でも、
お腹いっぱいになりました。
ありがとう、チェッカーズ。
ayutaka

ayutaka