このレビューはネタバレを含みます
幸せを願って欲しかったってデヴィッドが語るように、誰もが皆んな不憫に思われたくない。あの人は可哀想なんて他人に思われ生きるのは真平御免だよね。本当の意味で病に侵されている人に寄り添える人は少ないけれど、幸運なことに彼の近くには多くいるように見えた。
日々出来なくなることを感じながら生きていくことの恐ろしさは想像を絶する。それを打ち明けられるデヴィッドとダニエル達の関係性が救い。お互いの配慮と思い遣りが絶妙なんだ。そして尚辞めるなよって声をかけられるデヴィッド、人間性が高すぎる。
スコアなんて本当はつけられない気持ち。
号泣してしまった。
ダニエルがエマとルパートに、自惚れないで生きていこうねみたいに声かけてたの可愛い。ダニエルにとってもデヴィッドにとっても、きっと多くの子供達にとってもハリーポッターは人生を大きく変えた作品。